HAILIBLOG

ベトナムからのブログ配信

新しい商材探し(Cleansui 浄水器)について

日々の活動報告

執筆者
取締役 場谷一也

取締役の場谷です。今日は新しい商材探しについて書いてみたいと思います。

クリンスイ浄水器を2016年に取り扱いし始めたのですが、商材探しのアイデア自体は自分がベトナムにあったら嬉しいなと思う商品に限り、未だべトナムにあまり広まっていない商品を中心に探していました。浄水器というアイデアは実はハノイに当時入社した鈴木氏の提案でした。ベトナム人目線が大切なので最終的にはベトナム人ビジネスパートナーに相談した後にでしたが、鈴木氏自身も日本製浄水器があったらなーというものでした。考えてみると、ホーチミン20年近く住んでいて、ずっと20L入りのガロン水(ボトルウォーター)を飲み水にしていて、まさか、ベトナムの水道水を浄水器使ったら飲めるとは全く想像もしていなかったのですが、ハノイで浄水器が普及し始めていたので、ハノイに住む鈴木氏の提案となりました。今ではクリンスイ浄水器が無い生活はまず考えられないのですが、当時はガロン水を毎週購入するのが当たり前でした。今から考えると重いし、かさばるし、最終的にはガロン水も浄水器を使ってガロン水にしているのだと分かると、人の習慣って恐ろしいなと思い返す次第です。去年ベトナムで起こったロックダウン中は外に買い物にも行けなかったので、ガロン水を購入している人は本当に困ったという話を聞いて、今更ながら浄水器を取り扱ったのは間違いではなかったなと思っています。

商材を浄水器に絞り、もちろん日本メーカーを探し始めました。コネも無いので、日本の浄水器メーカーのホームページのお問合せページからコンタクトしていました。ご縁あって、クリンスイの本社海外窓口の方から返事があり直ぐに東京にフライトでかけつけた次第です。実は同じ三菱ブランドを取り扱えるのでクリンスイが本命ではあったのですが、その他の浄水器メーカーにも問い合わせしました。クリンスイも含め既にベトナム代理店があるメーカーばかりで丁重に断られていました。その中でたまたまクリンスイはアンダーシンクとアッパーシンクの二つのタイプの浄水器があり、アンダーシンクであれば代理店探していますと言ってもらえ取引を始めました。非常に運が良かったと思います。

正直なところ既にベトナムに代理店があってもその代理店の資本力、マンパワー、販売ネットワークを考えたら、チャンスさえ頂ければ、間違いなく勝機はあるなと思っていました。またその中でもクリンスイの製品ラインアップを考えるとずば抜けて種類が多い(フィルターメーカーであるので)ので、同じ日系メーカーでは負けることは絶対にないと直感で感じました。またこの浄水器ビジネスの一番面白いところは、フィルター交換にあり、サブスクリプションのビジネスモデルに必ずなる。故にこのビジネスは絶対に投資しなければならないと考えました。やはりHAILI社の強みである資本力を生かすためにも最初からそれなりの投資金額(3億円)を用意する必要がありました。ベトナム人ビジネスパートナーに時間をかけて説明し説得して一緒に投資してもらった経緯があります。

ご相談・お問い合わせ

例えば下記のような、日本製品メーカー様からのご相談・お問い合わせを歓迎いたします

  • 現地法人や支社を設立できるほど大きな事業規模はないが、ベトナム市場に自社の製品を販売・広めたい
  • すでに現地代理店と契約してベトナム進出しているが、実績が上がっていない
  • ベトナム進出から現地でのマーケティング、販売まで全て頼ることができる代理店を探している
  • 北から南までベトナム全土をカバーできる代理店を探している