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ベトナムからのブログ配信

オンラインブランディング投資とLPの重要性

日々の活動報告

執筆者
取締役 場谷一也

先日クリエイティブマネージャーの重要性をブログに書きましたが、そのクリエイティブマネージャーと一緒にキービジュアルやコンテンツがある程度出来上がってきたので、2021年11月、12月の2か月間で1ty VND (約500万円)かけて、ブランド認知度あげるためのデジタルブランディング投資を行いました。10月の1か月ほど時間をかけて広告代理店のコンペを行い、社長自らが対応してくれた1社に決めました。

また、費用削減の為にもデジタルマーケティング実行は弊社のデジタルスタッフが行い、広告代理店には全体設計をお願いしました。

正直このくらいの金額をブランディングに投資したのは初めてでした。(今まではほぼフェースブック(FB)の広告投資一本だったので)①オンライントークショー②グーグル広告③Admicro広告(ローカルプラットフォーム)④FB広告⑤KOL⑥ONLINE PR

と内容豊富でベトナム全国の主要都市にもリーチ出来るデジタルブランディング投資でした。

結果としては広告代理店が設定したKPIは全て達成するものでしたが何故か物足りなさが残りました。

この投資で学んだことは、リーチやインプレッション、エンゲージメント、クリックでは、とにかく物足りないし、効果が出たのかも実感として分からない。全てWebにトラフィックを呼び込んだのだが、そこからどうなったのかが分からない。まあそもそもブランド認知度をあげる施策だったので、エージェントには責任はないのですが。。

次回行うときは、Webにトラフィックを呼び込むような全体設計は絶対にしてはならないと思いました。専用のLanding-Page(LP)を作成して、リードやP/Oにコンバージョンさせるような施策で無いといけない。しかもLPをせっかく訪れてくれた訪問者を興味を持ってもらい、さらに教育し、この商品が欲しいと思ってくれるようなLP制作をしっかり準備しなければならないと。LP内のトラフィックもしっかり捕捉出来るように。余談ですが、広告エージェントに何故LPを制作するような全体設計をしなかったのかと聞いたら、LPの経験が無かったことが判明。

べトナムでは、LP経験のエージェントが少なく、短絡的にFBやグーグル広告でリード獲得して(もしくはECページから購入してもらう) そのあとはマンパワーでコンバージョンにつなげるという形が多い。やはり人件費が安いからか?

LPで教育、購買意欲をあげるといった面倒なことをしないのが一般的というのが分かりました。

LP=ECページみたいな感覚で日本とは全く違うものでした。まあこれが理解できただけでもと、高い勉強代なりましたが。。我々のデジタルのスタッフやマーケティングスタッフもLP経験者おらず結局は自分で勉強してLPの必要性、重要性を理解して、それを社員に如何に分かりやすく説明して理解してもらうかの作業を始めなければとベトナムと日本の違いは多いと今更ながら思います。

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例えば下記のような、日本製品メーカー様からのご相談・お問い合わせを歓迎いたします

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