HAILI取締役の場谷です。
今日はもう10年以上も前の話ですが、若かりし頃のエアコンディーラー開拓の為に、5-6年もの間、年間の半分くらいは地方出張に行っていたときのお話です。
ベトナム全国をもう合計10周以上はしたと思います。。。
今回はベトナム ホーチミンからフエ省往復(行き山側ルート、帰り海側ルート)ホーチミンエアコン部門の管轄地域のディーラー訪問した時についてのお話です。
ベトナム地図でいうところのルート①です。
年の途中での出張は飛行機を使ってピンポイントで行くのですが、1月-2月にかけては今年の目標をしっかり握る(約束してもらう)ために長期出張となります。
ホーチミンからフエまで山側を通って(ベトナム戦争時代はホーチミン回路と呼ばれていたようです)行き、帰りは海沿いを帰っていく道で、車で往復約2,000km強です。そうすると、上手い具合に道中の県のディーラーさんをほぼ無駄なく訪問出来ます。期間は約2週間の強行日程。18省25ディーラーほど訪問致します。
またディーラー訪問には厳しい交渉の話となります。ベトナム南部のエアコン販売時期である夏が3月中頃~6月位、この4か月の間が勝負となりますので、1月-2月にかけての訪問は、去年の実績はこうだったので、今年はこの位お願いしますと。事前にセールスマンが交渉しているので、我々幹部が訪問する際は最終確認となります。もちろんその際にはいろいろ要望が出るし、競合先の条件等々も話をされて交渉されます。。まあ長い付き合いの上での毎年の交渉なので、必ず握手して今年もお願いしますとなるのですが。。
厳しい交渉の後は、昼食か夕食付になり、必ずお酒が登場します。お酒と食事の話はまた別のブログでさせて頂くとしてこのルートでの出張はかなりの強行日程でした。特にベトナム中部の山間地方のGialai省からダナンの海側に出るまでの7時間くらいの間、まともに食事も出来ないほどの田舎道でした。。まあその当時は今ほど舗装されていない悪路でしたので大変でした。私は幸い車酔いはしないので良かったのですが、新しい営業マン必ず車酔いしていました。このルートで感慨深いのは本当に一県一見商文化や言葉や食べ物が違うことですね。また経済的な発展の差も当時は一県一県大きな違いがありました。
一回目はこの位にして、2回目にもっと突っ込んだお話をさせて頂きます。